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コラム「大和心」
武道の応用技 -健康法
 

 武道、武術の応用技はさまざまで多彩だ。

 治安が悪化する中での女性の護身術や、職場進出が著しい中での健康法のほか、子供の躾や健康促進のための教育効果。野球のピッチャーの投球ホームや陸上のアスリートの走法改善から、宇宙飛行士が無重力空間での作業のために古武術の教授を受けたとの報道など大はやりの観がある。

 その根本を考えてみれば、日本人の社会生活から伝統文化の知恵が失われていることの反映であって喜ばしいことともいえない。それでも伝統文化を見直すよき機会にもなって、新旧協力体勢をとることで新たなる動きを生み出すかもしれない。

 先般、月刊『日経ヘルス』誌から女性のための健康法として、古武術のからだづくりの視点から特集記事作成の依頼があった。

 はじめは、こころとからだの緊張をほぐし、健康を管理するというほどのアプローチであったが、編集者との話し合いから、一段高い視点で扱うこととなった。

 現在の女性の社会進出はめざましく、女性への期待感は大きなものがあるが、不安もある。“癒し”的なレベルではなく、職業を持ち、男性と対等に働くことは、いわば戦士として行動することと自覚する。そうであれば、戦いの中でいかに健康を保持するかの視点で考える必要がある。――要するに武士道的に扱うことになった。編集部も意気があがったようだ。

 武道は、自主独立した精神気概を養う。人生の戦いに処して勝ち抜いていくことで、その目的達成のために各種の技術が必要となってくる。中でも健康法の体得は最も大切なものだ。

 健康管理ができない人は、職場の“戦士”などとは言えないことは明らかだろう。特集記事は、6月2日発売予定だが、少しでも戦闘意欲が湧くような記事であってほしいと期待する。

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