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明治神宮関係
「表敬」の用語は明治神宮でつくられたのですか?
 『広辞苑』で「表敬」を引くと「敬意をあらわすこと。〈…訪問〉」と出ています。今ではごく当たり前のように使われていますが、実は古くから使われていたのではなく、質問の通りこの用語は明治神宮で考えられたのです。

 昭和36年12月25日に、南米アルゼンチンのフロンディ大統領が来日され、大統領ご自身の切なるご希望により、明治神宮参拝が日程に組み込まれました。ところが大統領の日本神社での正式な参拝が、母国に伝えられると、熱心なキリスト教信者の多い、母国アルゼンチンの国民感情に悪い影響が出るのではないかと駐日大使が心配しました。
 外務省と明治神宮当局とで慎重な打合せが重ねられたのですが、その席上で当時祭儀の儀式課長でした谷口寛氏の提案により、これらの点に充分配慮して「参拝」の語を避けて「表敬」なる新しい用語を提案したのでした。また、拝礼の作法も神社神道の正式な作法はとらないで、一般参拝者の拝礼位置(外拝殿向拝・賽銭箱の前)に花輪を捧げて拝礼する方法が考えられました。

 外務省もこの提案に賛成してくれ、25日の当日、大統領ご夫妻と外務大臣夫妻以下15人随員、及び大統領府総務長官、アルゼンチン及び欧米各国の新聞・通信、放送テレビなど関係随員等数十名が訪れ、打ち合わせの通り正参道から外拝殿前に進み、大前に花輪をささげて「表敬」参拝されたのでした。

 それ以来、外務省を通しての外国賓客の神宮参拝については、すべて「表敬」の用語が使用されるようになったのです。
 その後英国エリザベス女王さまの訪日に際しては早くも「伊勢神宮表敬」の記事がみられ、昭和天皇の御大葬や今上陛下の即位礼の時にも各国の代表者が神社の訪れた際には「表敬」が使用され、今日では「表敬」の用語はすっかり一般化しました。
 そして昭和58年12月6日刊行の『広辞苑』(三版)にはじめて登載され認知されるようになったのです。これ以後ほかの辞書にもすべて記載されるようになりました。
 その後英国エリザベス女王さまの訪日(昭和50年)に際して「伊勢神宮表敬」の記事がみられ、昭和58年12月6日刊行の『広辞苑』(三版)にはじめて登載され認知されるようになったのです。これ以後ほかの辞書にもすべて記載されるようになりました。
 そして、昭和天皇の御大葬や今上陛下の即位礼の時に各国の代表者が神社を訪れた際には「表敬」が使用され、今日では「表敬」の用語はすっかり一般化しました。
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